30代後半、縁があって家を買うことになりました。その過程をメモします。悩んだことなど、みなさんのお役に立てればと思います。

固定か変動か?

結論から言うと、わたしは固定を選びました。

私は住宅ローンの相談を5つの銀行に行いましたが、1つの銀行以外は、みな変動を勧めてきました。
2016年の上期だと、ざっくり、変動が0.6〜0.8%で、固定が1.5%〜1.7%くらいでした。
変動だと、借入額から月々の返済をシュミレーションすると、固定より安く見えます。月に1or2万円安いです。
よって、銀行員さんも勧めやすいですよね。
それと銀行員さんの説明で面白かったのは、「バブル以降、金利は下降傾向にあり、これは将来も続きます。」とみな説明してくれました。
"バブル以降"というのを強調されるのですよね。バブルがこの先起こらないと保証できるのでしょうか?
今後の日本経済がどうなるかは、私も分かりませんし、ここで論じる気もありません。
ただ、政策の大きな転換により、インフレが起きる可能性も否定できません。(たとえば"積極的移民受け入れ"など)
住宅ローンは、長期になりがちなので、短期的な視点でモノを考えてはだめだと思います。20年でパラダイムシフトが起きるかもしれません。

私が固定を選んだ大きな理由は2つです。
  • 性格がビビりだから。
変動を選ぶと、金利動向を常に気にしなければなりません。特に上昇局面になった場合、固定に切り替えるか決断が必要です。
私は株やFXをやっていて、自分の性格をよく知っているのですが、おそらく金利が上昇局面になったら、ビビッて、すぐに固定にしちゃいます。
そして、そのあと、やっぱり金利がもとにもどって、「固定にしなければよかった」と後悔するタイプです。
「この先、20年は変動で問題ない」と、どんと構えられるならいいのですが、そうではない私は、固定を選ぶべきです。
  • 金利もこの先下がるかもしれないけど、絶対に0%以下にはならないから。
固定を選んで、損したと思うケースは、「ローンを組んだ時より、金利がさがる」ことです。
でも、固定がこれ以上、下がるのでしょうか?0%を切ってマイナスになったら、銀行は商売になりません。融資するメリットがないでしょう。
それに、マイナス金利だと、借金すると利子がもらえます。借金したほうが得な世の中はおかしいでしょう。ありえません。
ということは、
0% ---- 1.5%(申し込み金利) ---3.0%,4.0%,5.0%・・・
市場の金利が0%側に寄るのと、1.5%より増えていくのは、どちらがリスクが大きいと考えると、1.5%より増えていくことだと思います。

なお、私は土地のローンは固定35年を1.00%で組みました。これには大満足です。

銀行はどこがよいのか?

次の銀行に連絡しました。
  1. 三井住友銀行
  2. 横浜銀行
  3. 東京三菱UFJ銀行
  4. ソニー銀行
結論から言うと、35年固定の金利が一番低いUFJにしました。
土地代が1.00%、建物代が1.20%です。これより低い金利は見つけられませんでした。
三井住友も横浜銀行もこれより0.2%高かったです。

ソニー銀行は土地と建物とで2本ローンを組むことはできないということだったので、対象外となりました。
UFJはインターネットからであれば、繰り上げ返済も無料でできます。
なにより、15年以上、メインで利用している銀行なので、それも理由となりました。

今後、金利が無茶苦茶低くなって、借り換えを検討することになったら、ソニー銀行などのネットバンクも対象になると思いますが、おそらく借り換えはないでしょう・・。

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